ホームページ制作に必要なペルソナ設定について
コラム2019年1月31日投稿
みなさまこんにちは。
株式会社メックコミュニケーションズの入福です。
ホームページからの成約があまりないとお考えの方、ペルソナという言葉をご存知でしょうか?
ペルソナとは、簡単に説明すると、実際に自社の商品やサービスを使ってくれるであろうモデルユーザー(ペルソナ)を作り出し、そのユーザーのニーズを満たすような形で商品やサービスを設計するというマーケティング手法です。
顧客のターゲットと混同されがちですが、ターゲットが、20〜40歳の会社員、女性と幅が広いのに対し、ペルソナは以下のような人物像を設定します。
例)
渡辺 真知子 38才、女性、既婚者、8階建てマンション購入し、6才の子供の面倒を見ながら、30名の中小企業で経理サポートのほかに広報や総務など事務全般をこなし、週末は子供のサッカーの手伝いをし、ハリウッド女優の…などなど。
いつ、どこで、なぜ、その商品を欲しがるのか等を考えるヒントを与えてくるくらい詳細なプロフィールを設定することが必要です。
実際、このペルソナを設定する事で、
- 商品の新たな課題を発見し、見直すきっかけとなった。
- お客さんの時間配分を考え、取引フローを見直し、時間短縮した。
- 憧れるタレントと似たモデルをサービスイメージに起用した。
- 落ち着いた色合いでホームページを作った。
などのような施作を実行し、シェア拡大、売り上げに貢献したという例が多々あります。
今一度、貴社との取引先の担当者の方にヒアリングしたり、アンケート、インタビューに協力してもらい、社内スタッフの方みんなでペルソナ設定をしてみてはいかがでしょうか?
「商品・サービスの内容はこれぐらいで十分だ」、「そんな簡単な事わかっているだろう」、「そんなマニアックな事を知りたい訳ない」と考えていたことが、商品、サービスの意外ともっと知りたい情報であったり、価値・内容を見直し、ホームページのコンテンツ内容を見直すきっかけであったりします。